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ユニットバスとは、工場などで事前に天井・浴槽・床・壁などを成型しておき
現場に搬入後、それらを組立る浴室のことを言います。

 

タイルを1枚ずつ貼るなど、パーツから現場で作り上げる在来工法に対して
事前に全て用意して（大まかに）一つの単体として用意してあることから
ユニットバスと言われています。（システムバスともいわれます。）

 

ユニットバスは料金に全てが含まれているので、材料費が明確なのが特徴です。
ここではその材料費である「ユニットバス本体価格」に含まれるものと
選ぶ際のポイントをまとめています。

 

 

浴槽

各メーカーが一番力を入れて差別化を図っている部分です。
家族構成や入浴スタイルによって形や材質、機能を選べます。
カラーも豊富です。

選ぶポイント

• 衛生面（掃除の手間や浴槽の材質、汚れに強いか）
• 浴槽形状（足が伸ばせるかなどの入り心地や節水効果など）
• 保温面（保温効果のある浴槽が人気）

例

• サーモバスS　２枚重ねの浴槽でダブル保温だからお湯が冷めにくく省エネ（リノビオ
• 鋳物ホーロー　浴室素材の最高峰。抜群に優れた表面硬度の浴槽で傷がつかず、優れた清掃性を誇ります。（タカラ）
• 魔法びん浴槽　（TOTO)

 

カウンター

水や汚れがたまりにくく、お掃除がカンタンなものが良い。

• 洗面器置き台一体型カウンター（タカラ）

 

 

 

水栓

流量を自由に選べる水栓やカンタンプッシュ水栓、多様な吐水口など。
子供がいる場合は、チャイルドロックで高温水による火傷を防止する機能をチェック。

• らくピタ水栓・・・ワンタッチで簡単操作。温度や水量の調節もボタンでかんたん。（パナソニック）

 

シャワー

シンプルなタイプから節水シャワー（水圧を上げて水量を少なくするなど）、
ミストシャワーなど吐水の種類を選べるシャワーも。

• エアエステシャワー・・・空気の泡を含んだシャワーで、肌の皮脂汚れまで、きれいに。（パナソニック）
• アクアタワー・・・天井に備え付けられたオーバーヘッドシャワーで、全身を包み込むようなボリューム感を味わえる。（LIXIL）

 

鏡（ミラー）

縦長、横長、ワイドなどサイズも豊富。

• 湯たんぽミラー・・・シャワーに使うお湯をミラー裏面の配管に通すことで温め、くもりを抑えます。(パナソニック）
• うつくしミラー・・・親水性の特殊コーティングでくもりにくく、汚れもつきにくい。（トクラス）

 

床

滑りにくく水はけの良い仕様の、足触りやわらかな床など。汚れやキズに強い。

• タフロア・・・磁器タイル使用。凹凸加工を施しているので滑りにくく、水滴が薄く広がるので乾きやすい。４層構造で冬もヒヤッとしない。（タカラ）
• ほっカラリ床・・・滑りにくく乾きやすい素材を利用。４層構造で畳のような柔らかさを作り出し、断熱性保持、衝撃性九州、防音効果があります。（TOTO)

 

壁

壁の色や柄でバスルームの印象が大きく変わってくる。
汚れにくくカビも付きにくいか。
汚れても落としやすいか。

• 壁面ホーローでどこでもマグネット（タカラ）

 

ドア

開き戸タイプや折戸タイプなど。掃除しやすい工夫もあり。

• キレイドア・・・カビが発生しやすい浴室側のゴムパッキンがありません。(LIXIL)
• パッキンレスドア・・・カビが発生しやすいゴムパッキンをなくしました（タカラ）
• スキットドア・・・換気口がドアの上にあるから、汚れにくくおそうじラクラク（パナソニック）
• 大開口のドア・・・車いすのままでも出入りができる3枚引戸もあり。（タカラ）

 

排水口

水がよく流れ、汚れが取りやすい工夫がされている。
排水口まわりも凹凸がなく汚れが溜まりにくい形状になっているか要チェック。

• カミトリ名人＋・・・いやな排水溝のお手入れを簡単にしました。（トクラス)
• くるりんポイ排水口・・・浴槽排水を利用して排水溝内に渦を発生させ、洗浄しながらゴミをまとめる。(LIXIL)

 

換気設備

バスタイムを快適にするのに重要。
グレードによっては暖房機能がついた換気設備もあり。

• 三乾王・・・暖房・衣類乾燥・涼風・換気と１台４役の優れもの。(TOTO)

 

照明

くつろげるやわらか照明や、しっかり明るい照明など。

• LED照明・・・エコで長寿命なLED照明（LIXIL)
• ウォールラインLED照明(パナソニック）

 

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