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断熱リフォームの費用と目安
断熱リフォームの費用は工法と断熱材によって
大きく費用が異なってきます。
また、一見安く見えても、後々のメンテナンス費用が高くつくこともあるので
工事の違いや仕組み、メンテナンス時期や費用も考えて内容を選ぶ必要があります。
断熱リフォームは多くの場合、見えない場所のリフォームです。
そのため、信頼できる業者を選ぶことを第一に考え
激安価格などに騙されず、しっかりと業者を選ぶことが大切です。
このページの内容
部分別!断熱リフォームの費用相場
まずは何より、断熱リフォーム費用の相場が分からないと、予算の組みようがないと思います。
ここではざっくりと断熱リフォームの相場を部分別に紹介します。
断熱リフォーム人気No.1
窓の断熱リフォーム費用の相場
- 内窓を取り付ける…5〜30万円(内窓が単層か複層かなど内窓の種類によって値段が異なります(180x170)
- ガラスの入れ替え…5-20万円(180x170)
- 既存の窓サッシを利用するカバー工法…8ー30万円(180x170)
- 窓枠ごとガラスを取り換える…15-50万円(180x170)
窓の断熱リフォームは、費用が低くて効果が高いため人気です。
内窓、外窓を取り付けることで、断熱効果以外にも
防音・結露防止・防犯などさまざまな効果が期待できるのもうれしいところです。
断熱リフォーム勝手に人気No.2
床下の断熱リフォーム費用の相場
床はそのままで、建物の下側(床下)から断熱材を入れる・・・20-40(50m2)
床材を張り替えてついでに断熱材を建物の中側(床上)から入れる・・・70-120(50m2)
※床のフローリング代を抜かすと…8-20万円
「底冷えする」…という言葉にあるように、床下は窓の次に寒さを感じる部分です。
床(フローリング)のリフォームも考えているなら、ぜひ一緒に追加したいところです。
断熱リフォーム勝手に人気No.3
天井の断熱リフォーム費用の目安
- 敷き込み工法(繊維系が主流)…22-89万円(50m2)
- 吹き込み工法(繊維系・発泡プラスチック系あり)…38-100(50m2)
床下から寒さが伝わってくるように、天井からは暑さが伝わってくるのを感じます。
天井は天井裏から断熱材を敷き詰める形で入れれるため
単独にできる手軽な断熱リフォームです。
(天井裏に十分なスペースがない場合は、天井をはがして上側に断熱材を張り付けるか
屋根を断熱リフォームする必要があります。)
断熱リフォーム勝手に人気No.4
壁の断熱リフォーム費用の目安
- 内側の壁から施工する方法…13-30万円(6畳角部屋の2面を断熱した場合)
- 外側の壁から施工する方法(外張り断熱)…250-350万円(2階建て施工面積150M2)
壁の断熱は地味な気もしますが、実はじっくり効果を感じれる部分です。
壁の断熱も、大きく分けると内側から施工する方法と、外側から施工する方法があります。
断熱リフォームの3つのメリット!
断熱リフォームは近年非常に人気が高まっています。
毎年のように訪れる猛暑や、極寒が一番の理由と言われていますが、電気・ガス・灯油の料金の値上がりや、省エネ住宅に対する政府の優遇措置なども後押しし断熱という考え方が広まっています。
断熱リフォームは、楽しくワクワクするリフォームではありませんが
目に見えて生活環境を改善してくれる大切なリフォームです。
一般的に断熱効果の高い家にすると、3つのメリットがあると言われています。
寒さや暑さに左右されず、生活しやすい環境を作ることができます。
夏は熱中症、冬はヒートショックと、急激な温度変化による事故を防ぐのはもちろん、カビやダニによる、喘息や気管支炎、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎など様々な健康被害の元となる結露を防ぐ。
他にも、正しい断熱リフォームで結露を防ぐと
建物自体の構造体の腐敗を遅らせたり、シロアリを防いだりと
住居にも優しい環境を作ることができます。
このように断熱リフォームは目に見えない反面
費用対効果で考えると、とてもメリットの多いリフォームと言えます。
断熱リフォームの費用よりも大切なこと
断熱リフォームは費用の相場は掴みやすいものの
どの方法でリフォームすればよいかを見極めるのはとても難しいリフォームです。
キッチンリフォームのように、どの水栓にするか…とかであれば
使い勝手やデザインを見て、自分たちで選ぶことができます。
しかし、断熱リフォームの場合、費用を左右するのは
断熱材の種類や断熱工法の違いである部分が多くなるからです。
断熱材の熱伝導率がどうだ、熱抵抗値がいくつだ…と言われて
どちらが良いかどう違うのかを判断できる方は少ないのではないでしょうか。
また、見積もり通りの断熱材を使用しているか、
きちんとした方法で断熱処理を行っているかを確認することは難しいため
リフォーム会社の良心に頼るしかない…というのが現状です。
断熱リフォームは目に見えないため、手を抜こうと思えば抜けますし
ずるをしようと思えばできてしまうリフォームです。
そのため、悪徳リフォーム会社などが蔓延っています。
このように、断熱リフォームの場合は
通常のリフォーム以上に信用できるリフォーム会社を選ぶ必要があります。
また、断熱リフォームには専門の知識も必要です。
断熱、結露、換気、気密の仕組みだけでなく、空気の流れや
断熱素材に関しても正しい知識を持っている必要があります。
断熱効果が高くなると、屋外と屋外の温度差により結露が生じやすくなってしまう為
結露に配慮した方法で行わないと、建物を腐食させたりシロアリの原因を作ってしまうことになります。
部分的に行うリフォームの場合は特に、効果的な断熱方法を選ぶ必要があります。
更に作業に関しても正しい方法で行うだけでなく丁寧な作業力も必要となります。
1・実績のある業者であること
断熱リフォームの経験が豊富でないと、適切な作業ができているか心配になってしまいます。
2・アフターサービスがあると更に安心
せめて1年のアフターサービスがついていると、万が一の際にも安心です。
アフターサービスをつけているのであれば、仕事も丁寧に行うと考えられます。
3・相見積もりで業者を比較する
1社だけではなかなか基準が掴めないので、数社に相見積もりを依頼して比べることが大切です。
断熱リフォームの費用と目安
断熱リフォームは、リフォームする箇所にもよりますが
いくつかの方法があります。
大きく分けると、建物の構造の中に断熱材を入れる方法(内断熱)と
建物の構造の外側に断熱材を貼り付ける方法(外断熱)です。
一般的には、建物の構造の中に断熱材を入れる方法は割高になるため
外壁リフォームや内装リフォームと言った、その個所のリフォームを行う際に
「ついでに」行うのがよいと言われています。
断熱リフォームだけを希望する場合は、建物の構造の外側に断熱材を貼り付けたり吹き付けたりする方法がおススメです。
→詳しくは断熱リフォームの種類をどうぞ
効果的でお得な断熱リフォームの方法
「ついでに」リフォームで効果を高め費用を抑える!
断熱リフォームをするなら、ついでにリフォームするのが
断然お得になります。
ついでにリフォームのメリットは、
内断熱の方法(内断熱工法)が選べる点です。
内断熱の方法としては、充填断熱が主流となっています。
充填断熱は、柱の間など、もともと何もない部分に断熱材を入れる方法です。
外側からに断熱材を入れる方法に比べると
私たちに近い部分で断熱できるため、より断熱効果を実感できるといわれています。
断熱効果が期待できるだけでなく、比較的価格が安い傾向にある
繊維系の断熱材も使えるため、費用を抑えることもできます。
例えば屋根を交換するときに、断熱材を入れたり
屋根を塗り替えるときに、断熱塗装をしたりすれば
断熱材を入れるついでに屋根も交換できるため
一石二鳥、屋根を取り外す手間が1回で済みます。
外壁リフォームも同じく、外壁の塗り直しの際に
断熱処理をすることで、ついでに塗りなおすことがで
きます。
他にも、浴室をリフォームする際に、ついでに断熱材を取り入れることで
通常の浴室リフォームのプラス3-5万円程度で断熱リフォームをすることができます。
浴室の場合は、他にも各メーカーから保温、断熱にこだわった商品が出ているため
そのようなユニットバスを選ぶだけでも断熱効果があります。
更に、浴室の床や天井、壁にプラスで断熱処理をすれば
更に暖かい浴室にすることができます。
内壁やフローリングのリフォームでも、そのタイミングで
間に断熱材を取り入れるのがおススメです。
床のフローリング張替え時に断熱リフォームを行うと
例えば2階建て住宅の1階部分の平均面積45m2の場合
プラス20-25万円で断熱リフォームも一緒にできます。
断熱リフォームだけを行うなら、この方法!
他のリフォームと一緒に断熱リフォームを行うのがおススメですが
断熱リフォームだけを行いたい!という方も増えてきています。
そこでおすすめなのが、「断熱リフォームに特化した」工法
=外断熱(外断熱工法)を選ぶこと。
例えば、リフォームの予定がないのに、床をはがして断熱材を取り入れる
内断熱の工法を行ってしまうと、床をはがしたり戻したりすることで
床材が痛むのはもちろん(その時点で新しいものと取替になることも)
作業工程が増えてしまって、工期も費用もかさばってしまいます。
そのため、断熱リフォームのみを行う場合は外断熱を選ぶことになります。
(通常、施工会社もこのことを考慮して、断熱方法を提案してくれます)
外断熱の場合は、構造体の外側に断熱材を取り付けるため
あまり厚い断熱材は取り付けられず、限界があります。
また、雨が浸み込んできた時のことを考えると、湿気を吸いやすい(繊維質の?)断熱材は使えません。
壁以外の断熱…床や天井の断熱リフォームであれば
吹込み工法と言って、泡を敷き詰める感覚で
ロックウールやセルローズファイバーなどを吹付ける方法もあり、
業者によっては独自の商品と技術で、短時間で簡単に施工できるところもあります。
断熱する空間で費用をお得にする方法
断熱リフォームはスペースで分けると3つの方法があります。
- 住まいの空間全体を丸ごとリフォームする方法
- 生活ゾーンだけをリフォームする方法
- 気になる部分だけをリフォームする方法
費用面では@の全体リフォームが一番割高となり
Bの部分リフォームが一番割安となります。
Bの部分リフォームは、気になる部分を断熱するため
費用対効果は一番高い方法です。
部分的な断熱リフォームであれば、職人レベルでの依頼も可能となるため
費用も安く抑えることができる場合が多いです。
しかし、一部分のみ断熱することで、別の場所の温度差が顕著となり
例えば窓周辺の結露がひどくなり、窓枠部分の木材の腐敗が進んだりすることもあります。
また、空気の流れが遮られることで、湿気やカビの原因にもなりかねません。
断熱リフォームは、床・壁・天井のバランスが整ってこそ
効果が大きく現れます。
そのため、正しい知識をもった専門業者に家全体をトータルして
断熱効果を考えてもらう方がより確実と言われています。
Bの部分リフォームはケースバイケースとして、
断熱リフォーム費用を抑えるためには、
Aの生活ゾーンだけをリフォームするという方法がおすすめです。
特に子供が独立した家庭では、普段使わない部屋が出てくるため
リビングやキッチン、洗面所、トイレ、浴室などの生活空間のみをまとめて断熱すると
まるごと断熱よりは、お得にそして効果的に断熱することができます。
部分断熱を効果的に行って、費用を抑える方法
部分的な断熱リフォームよりは空間を効果的にまとめた断熱の方が
効率的で効果も高いですが、
それでも限られた予算で断熱したいという方もいるかと思います。
その時に一番おすすめなのは、開口口??をふさぐ断熱方法です。
一番よく利用されているのが、窓ガラスの取替です。
窓ガラスの断熱リフォームには3種類の方法があります。
- 既存の窓の内側に内窓を設置して2重窓にする。
- 窓ガラスのみ(窓枠はそのまま)をペアガラス(二重ガラス)に取り換える。
- 窓枠、窓ガラスを断熱効果の高いものに全て取り換える。
詳しくは効果的な省エネ・断熱リフォームをどうぞ
他にも部分リフォームとしては下記のようなものがあります。
- 窓ガラスを2重ガラス(ペアガラスなど)に入れ替える方法
- 既存の窓に内窓を取り付ける。
- 玄関ドアを断熱タイプに取り換える
- 床下に下から断熱材を取り付ける。
- 屋根、外壁を断熱塗料で塗り替えする。
- 屋根、外壁下地に断熱シートを貼る。
- 天井裏側の裏から、もしくは室内側から天井内側に断熱材を取り付ける。
- 外壁に断熱材を取り付け、家全体を断熱する。
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